5 posts tagged “コラム”
WORLD CHAMPIONSHIP2008の結果からライトロードデッキを作ってみる
遊戯王フロンティアさんが掲載しているWORLD CHAMPIONSHIP2008の資料を基にライトロードデッキを作ってみました。
モンスターカードの採用傾向
| カード名 | メイン | 1枚 | 2枚 | 3枚 | サイド | 1枚 | 2枚 | 3枚 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 《裁きの龍》 | 6名 | 6 | 0名 | |||||
| 《ライトロード・ドラゴン グラゴニス》 | 0名 | 0名 | ||||||
| 《ライトロード・エンジェル ケルビム》 | 6名 | 1 | 3 | 2 | 1名 | 1 | ||
| 《ライトロード・ビースト ウォルフ》 | 5名 | 3 | 2 | 0名 | ||||
| 《ライトロード・ウォリアー ガロス》 | 6名 | 1 | 3 | 2 | 0名 | |||
| 《ライトロード・パラディン ジェイン》 | 6名 | 2 | 4 | 0名 | ||||
| 《ライトロード・マジシャン ライラ》 | 6名 | 2 | 4 | 0名 | ||||
| 《ライトロード・プリースト ジェニス》 | 0名 | 0名 | ||||||
| 《ライトロード・サモナー ルミナス》 | 6名 | 1 | 5 | 0名 | ||||
| 《ライトロード・ハンター ライコウ》 | 6名 | 5 | 1 | 0名 | ||||
| 《ネクロ・ガードナー》 | 6名 | 2 | 4 | 0名 | ||||
| 《オネスト》 | 6名 | 4 | 2 | 1名 | 1 | |||
| 《クリッター》 | 3名 | 3 | 0名 | |||||
| 《D.D.クロウ》 | 2名 | 1 | 1 | 4名 | 2 | 2 | ||
| 《創世の預言者》 | 2名 | 1 | 1 | 1名 | 1 | |||
| 《ファントム・オブ・カオス》 | 1名 | 1 | 2名 | 2 | ||||
| 《カードガンナー》 | 1名 | 1 | 0名 | |||||
| 《サイバー・ドラゴン》 | 0名 | 4名 | 4 | |||||
| 《邪帝ガイウス》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《風帝ライザー》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《氷帝メビウス》 | 0名 | 1名 | 1 |
フィニッシャーである《裁きの龍》は可能なだけ採用している印象を受ける。
また、その《裁きの龍》の召喚条件を満たすために《ライトロード・ドラゴン グラゴニス》と《ライトロード・プリースト ジェニス》以外のライトロードモンスターをバランス良く投入してある。
ライトロードモンスター以外ではライトロードデッキとの相性が良い防御モンスターカード《ネクロ・ガードナー》《オネスト》や《ライトロード・ハンター ライコウ》《ライトロード・ハンター ライコウ》《オネスト》をサーチできる《クリッター》、墓地の《裁きの龍》を回収する《創世の預言者》などを中心に投入しているようだ。
サイドデッキでは《サイバー・ドラゴン》《D.D.クロウ》の採用率が高い。
魔法カードの採用傾向
| カード名 | メイン | 1枚 | 2枚 | 3枚 | サイド | 1枚 | 2枚 | 3枚 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 《ソーラー・エクスチェンジ》 | 6名 | 6 | 0名 | |||||
| 《大嵐》 | 6名 | 6 | 0名 | |||||
| 《死者蘇生》 | 6名 | 6 | 0名 | |||||
| 《早すぎた埋葬》 | 6名 | 6 | 0名 | |||||
| 《死者転生》 | 5名 | 2 | 3 | 0名 | ||||
| 《大寒波》 | 3名 | 2 | 1 | 3名 | 1 | 2 | ||
| 《増援》 | 3名 | 1 | 2 | 0名 | ||||
| 《おろかな埋葬》 | 3名 | 2 | 1 | 0名 | ||||
| 《サイクロン》 | 3名 | 3 | 3名 | 3 | ||||
| 《洗脳-ブレインコントロール》 | 0名 | 4名 | 4 | |||||
| 《魂の開放》 | 0名 | 3名 | 1 | 1 | 1 | |||
| 《抹殺の使徒》 | 0名 | 3名 | 3 | |||||
| 《ライトニング・ボルテックス》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《ハリケーン》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《ツイスター》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《クロス・ソウル》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《マジックブラスト》 | 0名 | 1名 | 1 |
手札を入れ替えながら墓地を肥やすことのできる《ソーラー・エクスチェンジ》は6名のプレイヤー全員が三枚投入している。
墓地のカードを対象とする《死者蘇生》《早すぎた埋葬》《死者転生》はライトロードデッキとの相性の良さから高い採用率である。
ビートダウンデッキであるため、魔法・罠カード対策として《大嵐》《大寒波》《サイクロン》を多くのプレイヤーが採用している。
サイドデッキには《洗脳-ブレインコントロール》《魂の開放》《抹殺の使徒》などが入れられている。
罠カードの採用傾向
| カード名 | メイン | 1枚 | 2枚 | 3枚 | サイド | 1枚 | 2枚 | 3枚 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 《奈落の落とし穴》 | 4名 | 1 | 3 | 3名 | 1 | 2 | ||
| 《死のデッキ破壊ウイルス》 | 4名 | 4 | 0名 | |||||
| 《光の召集》 | 3名 | 3 | 0名 | |||||
| 《激流葬》 | 3名 | 3 | 0名 | |||||
| 《鳳翼の爆風》 | 2名 | 2 | 0名 | |||||
| 《王宮のお触れ》 | 0名 | 5名 | 5 | |||||
| 《砂塵の大竜巻》 | 0名 | 4名 | 4 | |||||
| 《ダスト・シュート》 | 0名 | 3名 | 3 | |||||
| 《邪神の大災害》 | 0名 | 2名 | 1 | 1 | ||||
| 《暗闇を吸い込むマジック・ミラー》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《威嚇する咆哮》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《畳返し》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《聖なるバリア-ミラーフォース-》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《転生の予言》 | 0名 | 1名 | 1 | |||||
| 《昇天の黒角笛》 | 0名 | 1名 | 1 |
基本的に《奈落の落とし穴》《死のデッキ破壊ウイルス》に《光の召集》や《激流葬》、《鳳翼の爆風》を加えた構成となっている。
サイドデッキには《王宮のお触れ》《砂塵の大竜巻》、《邪神の大災害》といった魔法・罠カード対策が目立つ。
また、自分が先攻を取った場合に《ダスト・シュート》を投入できるようにしてあるデッキが多い。
デッキバランスの傾向
| メインデッキ総数 | 42枚が4名、40枚が2名。平均41.33枚。 |
|---|---|
| モンスターカード総数 | 26枚が3名、24、27、28枚が各1名。平均26.17枚。 |
| 魔法カード総数 | 11枚が4名、7、12枚が各1名。平均10.50枚。 |
| 罠カード総数 | 5枚が4名、4枚が2名。平均4.67枚。 |
以上を踏まえるとメインデッキが42枚で、モンスターカードを26枚、魔法カードを11枚、罠カードを5枚というのが基本的な構成になっているようだ。
2008年9月の制限改定の影響
| 《裁きの龍》 | 無制限→準制限 |
|---|---|
| 《早すぎた埋葬》 | 制限→禁止 |
| 《増援》 | 準制限→無制限 |
| 《王宮のお触れ》 | 準制限→無制限 |
| 《サイバー・ドラゴン》 | 準制限→制限 |
| 《抹殺の使徒》 | 制限→準制限 |
| 《魔導戦士 ブレイカー》 | 禁止→制限 |
この中で特に影響のあるものは《裁きの龍》《早すぎた埋葬》《増援》である。
《裁きの龍》が準制限になることで決定力が若干落ちてしまうが、その被害は少ないほうであり、デッキは従来のバランスで十分に機能すると考えられる。
デッキレシピ(2008年9月制限改定対応)
モンスター(25枚)
裁きの龍(ジャッジメント・ドラグーン)×2枚
ライトロード・エンジェル ケルビム×2枚
ライトロード・ビースト ウォルフ×2枚
ライトロード・ウォリアー ガロス×2枚
ライトロード・パラディン ジェイン×2枚
ライトロード・マジシャン ライラ×3枚
ライトロード・サモナー ルミナス×3枚
ライトロード・ハンター ライコウ×2枚
ネクロ・ガードナー×3枚
オネスト×2枚
クリッター
創世の預言者
魔法(12枚)
ソーラー・エクスチェンジ×3枚
増援×3枚
大嵐
サイクロン
死者蘇生
死者転生×2枚
おろかな埋葬
罠(5枚)
死のデッキ破壊ウイルス
奈落の落とし穴×3枚
激流葬
サイドデッキ
サイバー・ドラゴン
D.D.クロウ×2枚
洗脳-ブレインコントロール
大寒波×3枚
抹殺の使徒
魂の解放
王宮のお触れ×3枚
砂塵の大竜巻×2枚
ダスト・シュート
《増援》を3枚投入した分、モンスターカードを1枚減らした構成に。
また、《裁きの龍》が2枚までしか入れられなくなってしまったので《創世の預言者》を採用してみた。
《KA-2 デス・シザース》+《フォース》で
ザボ以外の帝なら4000ダメージ
ダークホルスやバルバロスなら5000ダメージ
ということで今の環境ならカニの2、3発で沈みそうな気がする
しかしながら、美味いカニの味はどうも甘いらしい
それでも興味がおありなら、《モンスターBOX》と《アステカの石像》を添えてご賞味あれ
2/20:追記
カニの甘み成分は「α-アトダシゼンテイ」でした
モンスター(18枚)
3 《邪帝ガイウス》
3 《風帝ライザー》
3 《異次元の生還者》
2 《異次元の偵察機》
1 《魔導戦士 ブレイカー》
1 《異次元の女戦士》
1 《スナイプストーカー》
1 《魂を削る死霊》
3 《閃光の追放者》魔法(11枚)
3 《次元の裂け目》
2 《増援》
1 《サイクロン》
1 《洗脳-ブレイン・コントロール-》
2 《クロス・ソウル》
2 《エネミー・コントローラー》罠(11枚)
3 《マクロコスモス》
1 《聖なるバリア-ミラーフォース-》
1 《激流葬》
2 《砂塵の大竜巻》
1 《異次元からの帰還》
3 《神の宣告》
語り尽くされたストラク帝3つにノーマル10枚加えて
って、なんと9枚で十分だった
《邪帝ガイウス》、予想通り強いらしいですね。
《雷帝ザボルグ》に関して《風帝ライザー》はまだどうにか上位互換だと言い切れませんが、《邪帝ガイウス》は「魔法・罠を選択可」「除外」「ダメージ有り」である点から《雷帝ザボルグ》の上位互換と言っていいでしょう。
代表的な上級モンスターの一角を担っていた《雷帝ザボルグ》の上位互換が弱いわけがありません。
では、コナミが《雷帝ザボルグ》があるにも関わらず《邪帝ガイウス》を作り出したのはなぜなのでしょうか。
闇属性への牽制という理由も無きにしも非ずだと思いますが、やはり、単純にストラクチャーデッキを売るためでしょう。
既存のカードの上位互換を販売しなければ、プレイヤーの購入意欲をそそることができません。
『帝』という、ただでさえホットなテーマデッキだっただけに、《邪帝ガイウス》は購入への決めの一押しとして大きな役割を果たしたと思います。
最近あった同様の例だと《炸裂装甲》に対する《次元幽閉》でしょうか。
これも「除外」である点から上位互換であるといえるでしょう。
ただし、このカードに関しては、批判的な意見が多く出ています。
過去の《ハーピィの羽根帚》《ニュート》ほどは絶対的優位なカードとは言えませんが、やはり、戦闘をトリガーとする単体除去罠カードの最高峰をプロモーションカードとして販売したことに関して苦言を呈しておられる方が多いようです。
《魔宮の賄賂》もそうですが、書籍ならまだしもゲームソフトの付属としてこのようなプロモーションカードを作るのは、金銭的に優位な者を過度に優遇していて、大方のプレイヤーに呆れられてしまってもしょうがないと思います。
やはり、プレイヤーへの最低限の配慮として、ゲームの主流は一般販売されているカードであるべきだと思います。
このようなことが続いている現状を見る限り、売ることに重心を置きすぎて肝心のゲーム性が蔑ろにされてると考えざるを得ません。
ここで少し視点を変えてみましょう。
今回名の挙がった《邪帝ガイウス》《次元幽閉》と、最近、やけに「除外」をターゲットにした一級線のカードが多くリリースされています。
これは恐らく「破壊」の限界を示しているのではないでしょうか。
その原因を一言で言えば、カードプールの飽和です。
この様子から、禁止カードの制定や上級・融合・儀式モンスターの再開発は一時しのぎに過ぎず、カードプールを広げ続けるシステム自体にガタがきはじめてきていると考えるのが自然です。
モンスターの攻撃力・守備力のインフレもひどい状態になってきていますが、販売されているカード以上のカードを作らなければ売れないため、現在のシステムを継続していくのであれば絶対にインフレに歯止めはかかりません。
このままでは今後「攻撃力3000のレベル4モンスターカード」や「相手フィールド上のカードをすべて除外し、相手に1000ポイントダメージを与える魔法カード」が登場してくるかもしれません。
一見メチャクチャなカードですが、このままいけば将来的にそうならないとは言い切れません。
「ゲームバランス」と「商品であること」の両面から考えたら、遅かれ早かれ、カードプールのリセットは避けられないのではないでしょうか。
以上、夢見屋からのクリスマスプレゼントでした><
12/29 後半部分を加筆・修正しました
どんされからVoxにリンクを繋ぎました。みなさん、お久しぶりです!
長く残せるコラムはどんされに、水物コラムやデッキレシピはこちらに書いていくつもりです。
ちょっとDOを覗いてみたんですが、とにかく、ダークモンスターの豪快さにビビりまくりです。
愛くるしい上級モンスター達をあんなガツガツにリメイクするなんて、これぞブラックジョークですね!!!!!
ここで現在の環境を引っ張っているモンスターを列挙してみると、
- ダークモンスター
- 帝モンスター
- 《サイバー・ドラゴン》
- 《冥府の使者ゴーズ》
- 《光と闇の龍》
- 《神獣王バルバロス》
- 《D-HERO Bloo-D》
その理由を考える上でのキーワードは「特殊召喚」「無効効果」で決まりでしょう。
「特殊召喚」については《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》《混沌帝龍 -終焉の使者-》の手軽に上級モンスターの破壊力を使用することができる効果によって大流行した中で学んだ「上級モンスターが使われる理由」であり、「無効効果」については上級モンスターの代名詞《人造人間-サイコ・ショッカー》の場を制圧することができる効果により長く愛用されていることから学んだ「上級モンスターが使われる理由」です。
上記の効果に含まれない帝モンスターや《神獣王バルバロス》は効果を利用することでアドバンテージを失わず、また上級モンスターの本来の持ち味である破壊力を薄めない、スマートながら非常によく練られたモンスターです。
つまり、「生け贄召喚でのアドバンテージの損失」という上級モンスターが使われない第一の理由をこれらの効果を持たせることで払拭することに成功したと言えます。
最近登場した《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》《E-HERO ダーク・ガイア》などから分かるように融合のシステムに対しても試行錯誤が見られますし、儀式のシステムに対してもその仕様を改めようという動きがあり、現在今まで蔑ろにされてきた遊戯王のシステムを再開発しようとする傾向があるのではないでしょうか。
あ、デフラグ終わった!
それでは勉強してきますー